電子書籍の比較
電子書籍ならオンラインで購入できるというので忙しいビジネスマンの強力な見方です。電子書籍が流通し始めたのは、2010年。しかし、電子書籍化がなかなか進まないことから、電子書籍市場は一時的に低迷していました。しかし、2012年には楽天Koboイーブックスストア、Google Playブックス、Amazon Kindleストア、iBookstoreなどが市場に参入し、スマホやタブレット、電子書籍専用端末の普及によって、2012年度の電子書籍市場規模は729億円にまで拡大。電子書籍ストアでの反響はと言うと、全体的な売り上げは毎月増加しているといいます。
電子書籍は、「安さ」「いつでもどこでも買える」「書店では手に取りづらいものも気軽に買える」という理由から、20~40代を中心に増えているということです。
特に、40代を中心にすごい勢いで増えています。なかでも売れ筋は、書店で話題になっているものだそうです。電子書籍の配信数は、通常の書籍の売り上げと比例しているそうです。
因みに、三省堂では、BookLive!と提携し、店頭で電子書籍の決済や電子書籍専用端末「BookLive!Reader Lideo(リディオ)」の販売も行っています。ネットでのクレジット決済に抵抗がある人や電子書籍に消極的だった方には安心なサービスです。
さらに電子書籍は、60代以上の方に注目が集まっています。これは、書店に行く手間が省けることや、文字を拡大して読めることなどから電子書籍に人気が出ています。
シニア世代は歴史や小説系の作品が人気で、『竜馬がゆく!』はとくに人気だそうです。電子書籍の購入を迷っているなら、コンテンツが充実してきた今が始め時ではないでしょうか。
《電子書籍 比較》
・BookLive!全ジャンルまんべんなく充実! 書店では手に取りづらい作品もおすすめ。BookLive!は、凸版印刷グループによる運営。三省堂書店の店舗でも電子書籍が購入できるのも人気の秘密です。現在は10万6334タイトル 21万6196冊から選べます。いろんなジャンルから探してみたい人におすすめ。専用リーダー「BookLive!Reader Lideo」も充実しており、これから始めようと思っている方にいいと思います。
[対応デバイス]iOS、Windows、Android、Windows Phone7.5(書籍によって対応できないものもあります)
・honto
書店と通販サービス、電子書籍ストアがひとつになったサービスです。丸善、ジュンク堂、文教堂などの店舗でも使えるポイントサービスが魅力です。国際電子出版フォーラム(IDPF)が普及促進している電子書籍フォーマットの国際規格、EPUB3.0形式のコンテンツの配信をスタートしています。
[対応デバイス]iOS、Windows、Android(書籍によって対応できないものもあります)
・三省堂書店
書籍情報を一元管理して自分だけの図書館が作れるのが魅力です。
三省堂書店はBookLive!と提携をしています。三省堂書店では「クラブ三省堂」というポイントサービスを行っています。BookLive! または三省堂書店で購入した書籍情報を自分が管理できるのが大きな魅力です。
[対応デバイス]iOS、Windows、Android、Windows Phone7.5(書籍によって対応できないものもあります)
電子書籍の人気の傾向としては、書店で手に取りづらい作品や、紙の本より価格が安い作品が人気だということです。また最近では、健康やコミックなど、ビジネスに関係のない分野の電子書籍にも人気が集まっています。
今後、電子書籍のタイトル数は増えるでしょう。シニア世代など市場拡大が進む電子書籍。読書の秋を電子書籍に替えて樂しんで見るのもいいのではないでしょうか。
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