セウォル号沈没事故の時、海洋警察の最新の高速艦艇が出なかった理由が明らかになりました。ナ、何と…運転できる者がいなかったと海洋警察が発表しました。
まさに、あきれ返るような話だった。
セウォル号沈没事故が起きた時、海洋警察の非常待機潜水要員は現場に遅れて到着しました。セウォル号沈没の場所まで、1時間20分で行ける超高速艦艇です。
その、超高速艦艇が目の前にあったにも関わらず
、船を運転する人がいなかったらしいです。仕方なく潜水要員は、1時間以上かけて珍島港まで車でいき、再び船に乗り換えて出動したという呆れた行動を取っています。
韓国の海洋警察は最新型の高速艦艇11隻を所有しています。セウォル号沈没事故当時、このうち4隻は中国漁船の取り締まりでいなかったらしい。しかし、後の7隻は海洋警察の専用埠頭に停泊していた。
この時に、セウォル号沈没の事故が起き、非常待機していた潜水要員7人にも連絡がきたそうです。
SPONSORED LINK
しかし燃料が多くない小型なので83キロ離れた事故地点まで行けるか疑問だったそうです。まさに、高速艦艇7隻が目の前にあったが「絵に描いた餅」。
高速艦艇の中には80分あれば到着する船もあったが、この船に乗って行くには別の乗務員が必要で、結局、車で珍島港まで行き船に乗り換えてから救助に向かうという方法をとったそうです。
その為、セウォル号沈没の事故海域に到着したのが2時間32分後の午前11時24分。セウォル号は船首だけ水面上に出ていた状態だったといいます。このため1人も救うことができなかった。
要するに、高速艦艇を運航する人が非常待機組に入っていなかったということです。
高速艦艇を運航できる人がいれば、かなり速く出動でき、人名も救助できたでしょう。しかし、現実は海洋警察には非常待機の潜水要員だけしかいなかったそうです。119番の救助隊はいるが、救急車を運転する人がいないということです。
セウォル号が沈没した海域は、2007年から昨年まで、28件の舶事故が起きています。しかし、救助のための潜水要員はかなり離れた場所に設置されています。万一に備えた艦艇配置の失敗でしょう。
色んな呆れた理由で、セウォル号沈没の初期行動が取り沙汰されています。
救助で使われたのは海洋警察艦艇に載せられていた高速ゴムボート1隻程度でした。セウォル号が完全に傾くと123艇も一緒に沈没する危険のために遠くに退き、結局、高速ゴムボート1隻と全羅南道漁業指導船だけで救助しているという結果です。海洋警察の非常事態の体系は全く機能していない。
SPONSORED LINK
ツイート